(楽天ブックス)
先日ふと、動画サイトで「Queen」の「ライブ・エイド」の動画を見つけたので(本当は良くないとは思うが)見てみたところ、普段音楽に関心が薄い私も、そのパフォーマンスやライブの雰囲気に「これこそが紛れもない『スター』だ」と、ひたすら感嘆せざるを得ませんでした。
このライブの動画はDVDで発売されているとのことで「これは購入しなければならないものだ」と思い、更にいろいろ調べてみたところ、丁度「ライヴ・イン・モントリオール 1981」とセットになったDVD(メーカーはヤマハで「30周年記念版」とのこと)が、楽天ブックスで2,000円台半ばで販売されているのを見つけ、購入を決定しました。
(ちなみに、私がミュージシャンのDVDを購入するのは今回が初)
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楽天ブックスから注文品が到着。
購入価格は送料込みで2,176円と、かなりの破格という印象です。
ただ今回は、注文日〜商品発送まで約5日かかりました。(到着は更に発送の2日後なので、計約1週間かかった)
正直、楽天ブックスは注文から発送までの日数が長いと感じますが、これは送料無料を実現しているため仕方が無い、ということでしょうか。
梱包を破って、中身を取り出します。
商品以外の同封物を並べたところ。
納品書に商品保護用のシートが1枚、そしてチラシが2枚入っていました。
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DVDのパッケージ。
表側は濃い青を背景としたフレディ・マーキュリーの写真で、対照的な黄色の背帯との組み合わせが目を引きます。
パッケージの裏面では、収録ライブの解説が掲載されていますが、この状態(開封前)では「ライブ・エイド」について書かれた部分は背帯の下になっていて読めません。
その背帯には、ライブで演奏された曲のリストが掲載されています。
開封して、DVDのパッケージと背帯を並べてみました。
フレディのポーズが印象的。
開封後のパッケージ裏面。
縦3列の解説文章のうち、一番右側に「ライブ・エイド」の解説が書かれています。
また最上部には、(大きくはないですが)フレディ以外のメンバー3人の演奏中の写真が掲載されています。
表側のフレディの写真と合わせて、DVDを視聴した後に見ると、ライブの印象深い場面が思い起こされます。
背帯を外した状態のパッケージの背中側は、背帯(黄色+黒)とは対照的に、濃い青色地に白い文字のデザインとなっています。
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パッケージを開いた状態。
左側にはライブや演奏曲の解説が書かれたブックレット、そして右側にはDVD(計2枚)が入っています。
ここでレーベル面が見えているDVDは、「ライブ・イン・モントリオール」の収録ディスクのほうです。
このパッケージは、中央に本のページのようなディスク収納部が設けられており、左に倒すともう1枚のディスクが現れます。
こちらDVDには「ライブ・エイド」の模様、またライブ前のニュース映像などが収録されています。
ちなみに背景の台紙(パッケージ表面の裏側)は、「ライブ・イン・モントリオール」のステージ写真となっています。
付属ブックレットの表紙。
このブックレットは光沢がある紙の3つ折りで、白地に黒い文字が印刷されたシンプルで見やすいデザインになっています。
表紙には、各ディスクの収録内容のリストが掲載されています。
ブックレットの一部を開いてみたところ。
ライブの背景や、演奏された各作品の解説が掲載されています。
作品解説は、単なる曲の解説ではなく、ライブに関連した内容が多くなっており、読むことで収録されているライブの味わいが深まるように思われます。
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ディスクは、私が持っているDVDプレイヤーの他、PC用外付けDVDマルチドライブESW860を接続したパソコンの「Windows Media Player」「GOM Player」でも問題無く再生できました。
私は今回「ライブ・エイド」が第1の目当てで購入したので、そちら(ディスク2)を先に視聴しましたが、まず、約30年前のライブ映像にも関わらず、収録映像が非常に綺麗なことに驚きました。(流石に動画サイトとは段違い)
この点についてはパッケージの解説や「モントリオール」(ディスク1)のほうのオーディオコメンタリーでも言及されていますが、元の35mmフィルムから相当な手間をかけて映像のクオリティを確保しているとのことで、ひたすらに頭が下がる思いです。
とにかく、ライブの様子やメンバーのパフォーマンスを、鮮明で迫力ある映像・音声により、身に迫って味わえるもので、これだけでも「購入して大正解だった」と感じるものでした。
(特にフレディの歌や動きには、広くないはずのステージ上で「自由」を感じさせられ、見ているだけでも楽しくなってくる)
またこのディスクには、
- 米国のテレビ番組「PM Magazine」での、クイーンの紹介映像
- 11分のリハーサル映像(クイーンのメンバー4人のインタビューも収録、メンバーの悪戯っぽさが感じられる)
も収録されており、当時の雰囲気が伺えるもので非常に興味深いです。
ディスク1「ライブ・イン・モントリオール」のほうも、当然ながら映像・音声の質が非常に高く、ライブの様子を存分に味わうことができます。
ライブ自体は、大観衆を巻き込んでいく「ライブ・エイド」とはまた雰囲気が異なり、観客としてクイーンの作品・パフォーマンスをじっくりと堪能できる、という印象が強いです。
全ての曲で、フレディの歌は勿論のこと、メンバー全員のパフォーマンスが非常に見ごたえがあり、私は素人ですが「曲と楽器を、まるで手足のように自由に操り、こなしている」と、溜息と感嘆とともに感じ入りました。
またオーディオコメンタリー(日本語字幕の表示が可能)では、ロジャー・テイラーとブライアン・メイが、ライブの背景やメンバーの状況などについて、リラックスして冗談を交えながら語っており、これも味わい深く、また楽しく聴けるものでした。(聴いていて、私も思わず笑ってしまう場面が多々あった)
クイーンの曲自体は、私は十数年前から聴いていました(アルバムも5〜6枚ほど購入している)が、今になって新しい魅力を発見できたことは、大きな喜びです。
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