もう何処のサイトかは忘れましたが、貼られていた広告の中にたまたま、大胆?なタイトルの本作単行本を発見。
釣られるかのようにamazon.co.jpで購入者レビューを見てみたところ、内容的に自分自身にも思い当たる節が多そうで強い興味を感じ、半ば衝動買いのようなかたちで、2012年2月に購入してみました。
もう何処のサイトかは忘れましたが、貼られていた広告の中にたまたま、大胆?なタイトルの本作単行本を発見。
釣られるかのようにamazon.co.jpで購入者レビューを見てみたところ、内容的に自分自身にも思い当たる節が多そうで強い興味を感じ、半ば衝動買いのようなかたちで、2012年2月に購入してみました。
表表紙はこのような感じ。
主人公「黒木智子(くろきともこ)」の立ち絵と作品タイトルの周囲には、作品内のコマが配置されており、主人公の何かと残念?な状況が垣間見えます。
またカバーの表面は、ちょっと変わった加工がされており、なかなか凝っていると感じました。
(最近の漫画単行本では、このようなカバー加工は当たり前なんだろうか?)
ちなみに裏表紙やカバーの折込部分、更にカバーを外した下にもイラスト等があり、やはり主人公の痛々しい姿が描かれていて、私としては(性別は違っても)共感するところが少なからずあります。
本の厚さは1cm程度で、ページ数は200p弱。
収録話数は9話(プラス、2ページのおまけ話)となっています。
本作の主人公は、人付き合いが非常に苦手でオタク趣味であり、作中ではそこから何とか脱却しようとしての空回り振りが、ユーモラスに痛々しく描かれています。
下ネタがオッサン臭い等、かなり誇張されたキャラクターだとは思いますが、友人や恋人が欲しいが上手く人付き合いが出来ない、というもどかしさの肝心な部分は、相当に良く表現されており、かなりの共感と愛おしさを感じました。
また他方では
と、各所にほっとさせられる描写もあり、上手くバランスが取られていると感じます。
(強い苦痛になるほど痛々しすぎず、かと言ってヌルくもない)
異例な内容の漫画作品だと思われるので、ストーリー(主人公の高校生活)がこれからどのように展開していくのか、私には想像ができませんが、主人公への共感と応援の気持ちから、続刊も是非購入して読んでいきたい、と考えています。
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