購入の背景

楽天koboでの半額セール(2012年7月19日〜8月18日)中に購入した「ミニスカ宇宙海賊」の第1巻第2巻がかなり面白かったので、第2巻を2日で読了したその日のうちに、セール対象の最後の商品である第3巻を購入しました。

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レビュー

「ミニスカ宇宙海賊」の第3巻「コスプレ宇宙海賊」(楽天kobo版)の表紙
凛々しいチアキが表紙。

「弁天丸」が正規乗組員とともに大立ち回りを見せた2巻とは打って変わって、1巻で登場した「白凰女学院」のヨット部員たちが、苦戦しつつも弁天丸のクルーと海賊の仕事に挑戦する第3巻。

不慮の事態が起こった中で、弁天丸の私掠船免状を維持するために臨時クルーを確保しようと、ちょっとピントが外れながらも奮闘する茉莉香とグリューエルに助言を与えたのは、意外な?あの人物でした。


電子書籍(kobo)版「ミニスカ宇宙海賊」第3巻
本編の冒頭部分。

2巻までに続き、宇宙船などの描写のこだわりは健在ですが、この巻ではその細かい描写が、慣れない役割・仕事に一生懸命取り組む茉莉香船長とヨット部部員の姿にリアルさを加えており、登場キャラクター達に対して少なからぬ親近感が湧きました。

また、思わぬ臨時クルー達による弁天丸の操船と事態の成り行きをやきもきしながら見守る、正規のベテランクルー達の心労も思いやられます。

分かりやすい「萌え」を安易に用いるのではなく、宇宙やメカの凝った描写を確固たる土台・舞台として、登場キャラクター達の個性を浮かび上がらせていくのが「ミニスカ宇宙海賊」シリーズの大きな特徴・魅力ではないだろうか・・・と、3巻目をまで読了して感じました。
その分、文章を読んで咀嚼し状況をイメージするのは、ちょっと手間がかかりますが。

期間限定での脅威の低価格(286円)で購入できたのはこの第3巻までですが、定価(572円)の4巻目以降も少しづつ購入して読んでいきたい、と考えています。


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更新履歴

  • 2012/8/27:アップロード
  • 2013/7/1:細部を変更

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