電動チェーンソー「MUC351」の外観。
以前に使っていたチェーンソーは小型で出力も小さいものだったので、本機を最初に見て手に取ったときは、電動ながら相当に本格的な製品だと感じました。
刃にカバーをつけた状態で、横から見たところ。
下側から。
斜め後ろから。
重さは結構ありますが(約3.8kg)、外装やグリップ・レバーの形状などがかなり取扱いしやすいものであり、長時間の作業でも負担感が少ないです。
電動チェーンソー「MUC351」の外観。
以前に使っていたチェーンソーは小型で出力も小さいものだったので、本機を最初に見て手に取ったときは、電動ながら相当に本格的な製品だと感じました。
刃にカバーをつけた状態で、横から見たところ。
下側から。
斜め後ろから。
重さは結構ありますが(約3.8kg)、外装やグリップ・レバーの形状などがかなり取扱いしやすいものであり、長時間の作業でも負担感が少ないです。
この機種のチェーン調整は、六角レンチ等が不要な機構になっており、かなり便利です。
使用法は、チェーン調整部分のカバー部分にわかりやすく記載されています。
カバーは基部がガイドバー固定用のレバーになっており、開けた蓋がそのまま取っ手になります。
そのレバーを緩めて、張り調整用のツマミ(中央のダイヤル部分)を回してガイドバーの前後位置を調整したら、再びレバーを閉めて蓋を閉めれば、調整作業は完了です。
六角レンチ付属の機種だと、未使用時に本体収納箇所に取り付けているレンチを(作業の振動で落ちる等)紛失してしまうことが良くあるので、この機構は非常に便利です。
チェーン基部はカバーも含めてシンプルな構造・形状で、木屑が溜まりにくくなっています。
チェーン形式は「91VG-52E」で、寿命が来ても替え刃の入手(購入)はしやすいと思われます。
ガイドバーの長さも十分であり、高出力と合わせて、太さ30cm程度の丸太もかなりスムーズに切断できます。
左手グリップは、形状的にも位置的にも持ちやすく、大型のガードもあるので作業時の安心感が高いです。
またガイドバー横のサメの歯状のストッパー(切断時に対象物に食い込む)は、力を入れる際にしっかり支点を作り出し、作業を格段に楽にしてくれます。
ガードは(ただ固定されているだけではなく)安全装置が付いており、切断終了時に思わず前に突っ込んだ際に、チェーンの回転を停止するようになっています。
この点も(1万円前後の)安い機種には無いもので、流石という感じです。
オイルの残量確認は、本体横の窓から確認する形式で、これは安価な機種と変わりありません。
また今回購入した製品では、オイルを入れてもチェーンへの出が悪く、この点はもっと改良される必要が有るのでは、と考えます。
付属のチェーンオイルは、実際に使うとすぐ無くなる量ですが、流石にこれは仕方がありません。
この「MUC351」は定格消費電力が大きい(1430W)だけに、電源コードを延長する場合の太さ・長さについても指定がされています。
定格消費電力は15Aなので、説明書の記載に従うと
ちなみに私の家では、ディーゼル発電機(仕事用)から電源をとっていますが、動作に不都合は生じていません。
本体のコードは、VCTの1.25mm2で、華奢な感じはありません。
コードの付け根部分。
電動工具でコード内部の断線が生じやすいのは、この部分ですが、「MUC351」ではしっかりしたゴムカバーが付いており、曲げが一箇所に集中する可能性は少ないと思われます。
私の家では数年前から暖房に薪ストーブを使用しており、夏〜秋頃に廃材などをもらっては切断して薪として使っています。
木材の切断にはこれまで、1万円前後の電動チェーンソーを計数台使ってきましたが、出力が小さいために切断スピードが遅く、 また連日長時間の作業をするためか、モーターが焼けることが相次いでいました。
今回は、使っていたチェーンソーがモーター焼けで駄目になったことを機会に、作業の効率アップのために、ちょっと高めの機種を購入したものです。(2012年夏にホームセンターで購入し、価格は約18000円)
実際に使ってみると、それまで使ってきた機種とは全く異なるパワフルさで、太さ30cm程度の丸太もかなりスムーズに切断することができました。
また4kg弱の重さながら、作業時の負担が少なく、本体のデザイン・形状が非常に良く考えられていることを感じるもので、品質・性能の高さには強く満足しました。
・・・が、1日数時間の作業を連日続けたためか、1ヶ月もしないうちにスイッチを入れても動かなくなり、購入店に保証の適用を求めることになりました。
修理してもらったところ、モーターに大きな負荷がかかったのが原因とのこと。
やはり機械も、ある程度休みを入れつつ使うことが必要なようで、その点に気を使うようになってからは、同じ問題は起こっていません。
あと当然ではありますが、モーターへの負担を少なくする点では、適宜チェーンの刃を研ぐことと、チェーンへの十分な注油は必須です。
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