※今回の品は、既にある程度の時間と回数使用したものなので、柄の汚れや刃の錆などが目立っている点をご了承ください。
(柄が黒っぽいのは、油が染みた皮手袋をはいて使ったことによるものです)
「若獅子 らくかり鎌 210mm」の全体。
柄の長さは約1mです。
刃の部分は、ある程度の厚さが有ってしっかりしていますが、更に背の部分に、補強用?の鉄板が取り付けられています。
これにより、刃全体の重さが増しており、そのお陰か、草刈り作業では軽く振る程度でも、結構スパスパと切れてくれます。
また切れ味も、新品の時には刃先を指の腹でチョンチョンと叩いたところ、指先にピリッと切れそうな刺激が来て「やばい!」と思い、すぐ手を引いた程です。
ただし写真の刃は、既に石に当って何箇所か欠けを生じてしまっています。
その都度砥石で研ぎ直していますが、完全に欠け部分を消せてはいません。
しかしこの程度の研ぎでも、草を刈ったときの切れ味は、新品とあまり変わらない感じです。
刃先側から見たところ。
刃が厚めで堅牢とはいえ、裏側の面(草を刈るときに地面に向く面)に石が何回も当ると、刃全体が沿ってくる(裏側のほうに弓状に張り出してくる)のは、変わらないようです。
刃の反対側の擦れたような跡は、草刈作業時に地面の石に当って生じたものです。
また錆は、雨降りの後に水滴が残っている草を刈り、作業終了後に拭かなかったため、生じたようです。
この点は今後、手入れにもうちょっと気を付けたいと思います。
刃のカバーは、購入時から付いているもので、厚手のビニール製でしっかりしています。
これがあることで、保管時に刃にうっかり固いものを当てて傷めたり、また近づいた人が刃で不意に傷つく危険も無くなるので、地味ですが非常に大切な付属品です。
上のほうのステッカーには「若獅子」のロゴが有りますが、写真では草刈作業時に草に擦れたため、かなり掠れてしまっています。
その下のステッカーには、製品の特徴が記載されており、やわらかい草〜かたい草(ヨシ、ススキ等)まで刈り取れるとの説明が、購入の決め手の一つになりました。
その下の焼印の「210ミリ」は、刃の長さのようです。
ちなみに、この商品には他の焼印が無いですが、購入時のレシートに「チュウアツ」とあったので、刃の厚さのタイプは「中厚」とみられます。
堅牢な柄は、握りやすい太さで、端も角がちゃんと落とされており、非常に使いやすいです。