2011年の2月頃に、私が使用しているデスクトップPC(日立の「FROLA 330W DG4」)のHDD(40GB)の残り容量が少なくなってきたことから、データのコピー等が容易な外付けHDDの購入を検討することにしました。
楽天市場でいろいろ見て回っていたところ、「楽天プレミアムステージ」というショップで、MARSHAL社の「SHELTER」(MAL-WEB3.5ES/1TB)という製品が、在庫処分品ということで約6,000円で販売されているのを発見。
当初は「数百GBのものが手ごろな価格で買えれば御の字」と考えていたので、私にとって未知の容量である「1TB」の製品がこの価格で購入できるのはまたと無い機会、ということで、2月半ばに購入を決定しました。
(販売ページに掲載されていた残り在庫数が数十台だったことも、購入を早く決める後押しになった)
注文してから数日後に、無事に製品が到着しました。
箱は小ぶりでしたが、持ってみるとずっしりと重かったのは、かなり驚きでした。
ダンボール箱の中は、緩衝材に包まれた製品の箱がぴっちりと入っていました。
製品の箱の周りは、指も殆ど入らないぐらいだったので、取り出すときにちょっと手間取りましたが、資材の節約という点では合理的な梱包だと感じます。
勿論、製品自体には何の不都合も生じていませんでした。
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製品パッケージの表側。
先述したとおり、配達された箱を持ったときもそうですが、製品の箱を直接持ってみても、やはりずっしりと重いです。
(1TBという容量ならではの重さ・・・ということは無いか)
箱の表側には、製品の特徴・アピールポイントが簡潔に記載されています。
この製品は、東芝の「REGZA(レグザ)」やソニーの「PS3(プレイステーション3)」にも接続して使用できるとのことですが、私はそれらの製品を購入する予定は無く、パソコンで普通に使えれば満足、というところです。
ただ、私の現在のPCは「e-SATA」接続用の端子を搭載していないので、高速転送の恩恵を受けることができないのは残念です。
箱の裏側には、製品に関するより詳しい解説やデータ(パッケージ内容や仕様など)が記載されています。
対応OSはWindows2000以降とのことで、購入当時の私のPCの環境にばっちり適していました。
(※Windows XP Professionalへのグレードアップ前に、データのバックアップに使用した)
パッケージの側面は、このように本体の写真と、特徴を現すマークが記載されています。
こちらの側面も、上記と同様です。
ベースカラーの紫に、黒い本体の写真というのは、なかなか締まった印象を受けます。
パッケージを開けてみると、このようになっています。
薄べったいHDD本体が、発泡スチロールのクッションで左右から(箱の中に浮いた状態で)固定されており、更にHDD脇のスペース(写真では上側)に付属品が入った細長い箱が入れられている、という無駄の無い配置です。
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HDDの本体を見てみます。
本体の側面外装は金属(アルミ製とのこと)で、非常に頑丈そうな感触があり、また触ると冷やっとします。
また手に持ってみると、かなりずっしりとした手ごたえがあります。
宅配されてきたダンボール箱の段階から重たかったですが、この重さはHDD本体が殆どを占めている、と思われます。
外側はアルミで軽量なはずなので、中身が重たい、ということでしょうか。
(どんな構造なのか、非常に興味を引かれるところ)
ちなみに手に持って扱う場合は、重たい上に外側が滑りやすいので、注意が必要だと思われます。
本体の前面。
クサビ型の空気穴が2つ設けられています。
本体の後面。
の3つの端子と、
スライド式電源スイッチが備えられています。
本体後面の横には、動作状態を占めるランプが2つ設置されています。
(詳細は詳細は後述)
次に、付属品を見てみます。
付属品は、同梱の箱にまとめて入れられています。
付属品を並べてみました。
内訳は、
- ACアダプター
- USBケーブル
- eSATAケーブル
- スタンド
(本体縦置き用)
となっています。
ACアダプタは、出力が12V・2,000mA。
また本体は平べったい形状で、プラグ端子はその平たい形状の長手方向に並べて設置されており、隣り合っているACコンセントで使う場合でも、(通常のごついACアダプタのように)他のコンセントを塞がないようになっています。
スタンドで本体を縦置きしてみると、このようになります。
スタンドは、本体との接触部分にゴム(硬いスポンジ?)の薄いシートが貼り付けられており、滑りやすいHDD本体を上手く挟み込んで固定できるようになっています。
スタンドのパーツは小さいですが、安定感は以外にありそうです。
ただし縦置きする場合は、本体後部の動作ランプが見える(上側に来る)ように気をつける必要があります。
(本体は外側に特徴があまり無く、見分けがつきづらいので)
付属の説明書。
横長の紙が四つ折にされています。
また、記載されている内容は意外にシンプルです。(最低限の内容、という感じ)
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早速、パソコンに繋いで使用してみます。
ここでは、私が3年ほど使用している「FROLA 330W DG4」(Windows2000)に、USB接続しています。
(※PC(Windows7、Vista、XP、2000Pro)で使用する場合は、ドライバのインストール等は要らず、接続するだけで自動的に認識される)
先述の通り、本体後部(縦置き時の上面)には、2つの小さい動作ランプが設置されています。
ランプの種類は、
で、写真はPOWERランプ(青色)が点灯している状態です。
一方、ここではHDDアクセスランプは点灯していませんが、アクセス時(データの書き込み等)には動作に応じて赤色に光ります。
縦置きでの使用状態。
アルミ外装で黒い外観、また本体が重いことから、かなり存在感・高級感を感じます。
Windowsで、初期状態のHDDのフォルダを見てみました。
初期状態で90MBちょっとが使用されており、空き容量は931GBとなっています。
フリーウェア「Vix」でフォルダを見てみると、「System Volume Information」フォルダが隠しフォルダとしてありました。
今回はまず、Windows XP Professional(再生中古PC用)」のインストール前の、データバックアップ用として使ってみましたが、(当たり前ですが)10〜20GB程度を書き込んでも、空き容量が減った感じがほとんどせず、「1TB」という容量の巨大さを実感しました。
当ページの作成時点(2011/4/4)で、正直まだ数回しか使用していませんが、データの書き込み・読み込みに全く問題はありません。
また、USB接続のみでの使用ですが、メモリーカードと比べると、書き込み速度は非常に速いです。(20MB程度なら一瞬、という感覚)
本体稼動時の音は、私は外付けHDDを使うのは今回が初めてなので、他の製品がどうなのかは判りませんが、かなり静か(小さい「シュー」という音がする程度)で、特に耳障りになることはありません。
実際の製品寿命がどの程度なのかは、現状ではわかりませんが、1TBと大容量で、またつくりがしっかりしていることもあり、個人的には長く使っていきたい製品です。
※各ショッピングモールでの検索結果
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