今回の製品は、「ハクキンカイロ Peacock」を購入して最初に使用していた奥田薬品の「特製カイロ用ベンジン」が残り約1/3〜1/4程度になった時点で、「次はメーカーの純正ベンジンを試してみよう」と考え、2011年12月半ばに楽天市場のショップで注文しました。
しかしその後数日して、注文したショップから「メーカー在庫欠品中によるメーカーからの入荷待ち」が通知され、私の元に商品が到着したのは、注文日から約2週間後(12月下旬)となりました。
ちなみに、本製品が来るまでカイロが使えなくなると困るので、代わりに急遽タカビシ化学の「カイロ用NTベンジン」を購入しています。
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無事に注文品が到着。
今回は、楽天市場の「ドラッグピュア」さんで注文しました。
支払額は、商品代金650円・送料490円の計1,140円でした。
梱包には、他の商品のダンボールが再利用されています。
これについては、ダンボールに貼られていたラベルに「ダンボールの再生利用」に関する記述がされており、ショップ側の省資源への配慮・取り組みが伺えます。
梱包を開封。
ダンボールを再利用しているだけあり、500mlのベンジン1本に丁度フィットする大きさでした。
ベンジンのボトルは緩衝材(プチプチ)に包まれ、更に周りには紙をくしゃくしゃにしたクッションが入れてあり、破損などの問題は全く生じていませんでした。
「ハクキンカイロ専用ベンジン」のボトルと購入明細書。
同封されていたチラシと、サービス品?の絆創膏。
このあたりには、ダンボールの再利用とともに「街の薬局屋さん」という雰囲気が感じられ、ちょっと懐かしさがありました。
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「ハクキンカイロ専用ベンジン」のボトルは、透き通った青色。
またラベル(紙ではなくプラ製)には、ハクキンカイロでお馴染みの顔のイラストが掲載されています。
「最高品質『プラチナ』」との表記に、純正品としての自信が伺えます。
ラベルの反対側には、使用方法(内蓋の開栓など)や注意事項が記載されています。
キャップの構造・方式については、タカビシ化学の「カイロ用NTベンジン」と似ています。
ただし、ベンジンを出す際にどこまでキャップを回せばよいのか?という点は、メーカーにより異なっているため、ボトル記載の注意書きを良く見ることが重要です。
キャップを上側から見たところ。
注ぎ口が180度反対側に計2つ設けられていますが、この製品では、どちらも注ぎ口として使える(その都度反対側の口が空気抜き穴になる)ようです。
私がこれまでに購入・使用してきた、カイロ用ベンジンの使用済みボトルと一緒に並べてみました。
真ん中がタカビシ化学の「カイロ用NTベンジン」、一番右が奥田薬品の「特製カイロ用ベンジン」です。
同じ用途・量の製品のボトルでも、その色・大きさや形状に違いがあり、(単なる類似品ではなく)はっきりと個性が伺えるのが興味深いです。
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赤いキャップを取ると内蓋が現れます・・・が、ここでその内蓋の一部が破損しているらしいことに気が付きました。
この内蓋は、円い筒状になっていますが、その筒の一部が外に折れてしまっています。
ただ当初は「これは仕様だろうか?」とも思ったので、とりあえず内蓋の開栓は、タカビシ化学のベンジンを使い切った後に行うことにしました。
キャップを取った状態で、タカビシ化学の「カイロ用NTベンジン」(右)と奥田薬品の「特製カイロ用ベンジン」(左)と並べてみました。
ボトルの外観と同じく、内蓋も各製品ごとにかなり形状が異なっていることが見て取れます。
2012年1月半ばにタカビシ化学のベンジンを使い切ったので、いよいよ「ハクキンカイロ専用ベンジン」の内蓋を開けました。
・・・しかしやはり、筒の一部が欠けて折れているのが気になります。
(どう考えても、蓋の密閉に支障が生じるのでは?)
ちなみにベンジンの匂いは、如何にも燃料という感じのものです。
そこで、欠けて折れている部分を立て、筒の内側に引っ掛けるようにしてみました。
(欠けている部分の縁は若干伸びているようで、残っている筒の側に引っかかる)
その後2・3回使ってみましたが、ハクキンカイロの注油用カップにベンジンを注ぐために、キャップを緩めた状態でボトルを傾けると、キャップのねじ山部分からベンジンがボトボトと流れ出る状態でした。
やはり正常に使用できるものではなく、今回は内蓋の不良品にあたってしまったようです。
しかし、ベンジンの性能(熱量や持続時間)自体は「流石に純正品」と強く感じるものであり、また商品価格(650円)を考えると交換要求も合理的ではない(面倒くさい)と思ったので、今回は奥田薬品のベンジンの空きボトルに、中身を移してみることにしました。
「ハクキンカイロ専用ベンジン」の内蓋は、肉が薄い円筒状なので、意外に注ぎやすかったです。
ただやはり、ちょっと外に零れてはしまいましたが。
また、内蓋のパーツの(ボトル側に嵌る部分の)形状が良いためか、タカビシ化学と奥田薬品の使い切り時と異なり、ボトル内部に残るベンジンの量は、かなり少なくて済んでいます。
(※当ページの作成時点(2012/1/25)では、まだ「ハクキンカイロ専用ベンジン」の内蓋を外していません。)
※2012/3/5追記:
2012年2月に1本追加購入しましたが、そちらのほうでは、ボトル口部分のパーツに破損はありませんでした。
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ハクキンカイロの純正ベンジンは、他社製のカイロ用ベンジンより価格が高く、今回使用する前は「果たしてどれほど違いがあるというのか?」と、正直疑いを持っていました。
しかし、当記事の作成時点(2012/1/25)ではまだ4〜5日ほど使用した程度ですが、
- 使用開始後の発熱の立ち上がりが早く、10〜20分ほどで十分に熱くなる。
(タカビシ化学や奥田薬品のベンジンは、十分熱くなるまで30分はかかった)
- 一度熱くなると、熱さが大体一定に保たれる。
(強くなったり弱くなったりという、温度変化の波があまり感じられない)
- ハクキンカイロの注油用カップ1杯で、10〜12時間は発熱が確実に続く。
(持続時間がハクキンカイロの仕様にほぼ一致する)
と、これまで使用してきた他社製品よりも明らかに性能に優れており、「流石にメーカー純正品」「これなら多少高めでも、純正品を買う価値は十二分にある」と感じています。
(ただ、内蓋の不良は無いようにしてほしいものですが)
次は、通販で購入できるカイロ用ベンジンをもう1種類見つけているので、それを購入して試してみる予定ですが、最後(ボトルを使い切る)までこの高い性能が維持されるのであれば、今後は、この純正ベンジンをシーズン初めにまとめ買いすることになりそうです。
※2012/3/5追記:
ベンジンの量が残り1割程度となった以降から、カップ1杯の持続時間が10時間程度と、ちょっと短くなったと感じました。
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