今回は、「ハクキンカイロ Peacock(2011年11月購入)」で使うベンジンの2種類めとして、タカビシ化学の「カイロ用NTベンジン」を同年12月下旬に購入しました。
(1本目は奥田薬品の「特製カイロ用ベンジン」)
本当はハクキンカイロの純正ベンジンを先に注文していましたが、そちらがメーカー在庫の欠品により、発送が注文から約10日後になるとのことで、そのとき既に私の手元にはベンジンが無い状況だったので「これはまずい」ということで急遽注文したものです。
通販の場合、ベンジンは手元の残りがまだあるうちに、早めに注文しておく必要がある、と反省しました。
一番上に戻る
今回は、楽天市場の「健康王国フアスト」さんで購入。
ベンジン本体の価格は546円(税込み)、送料は390円でした。
商品の発送は注文(※夜に申込)の翌日、私の元(冬の北海道)への到着は発送から3日後と、迅速な対応で助かりました。
梱包を開封。
納品書を除けると、
ベンジンのボトルが、クッション(丸めた紙とプチプチ)で保護された状態で入っていました。
一番上に戻る
「カイロ用NTベンジン」のボトル。
ボトル(材質はPVC)の色は、黄色がかった透明です。
ラベルの正面部分をアップ。
「ナショナルカイロ用としてもご使用できます」との表記があります。
ちょっと向きを変えて、ラベルの注意書き部分をアップ。
奥田薬品のベンジンやハクキンカイロの純正ベンジンには無い成分表示があります。
同じく、ラベルの商品解説部分。
- ベンジンの特徴(カイロ用として高精製処理してある)
- 使用前の準備(キャップ内側の中栓に穴を開ける)
などについて記述されています。
キャップ部分。
右側の細い筒状の部分が、ベンジンが出る注ぎ口で、空気抜きの穴は注ぎ口の反対側の上面(写真では左側)に設けられています。
回したときの固さは結構手ごたえがあり、例えば片手の中指〜小指のみでボトルを握りつつ親指・人差し指でつまんで回す、というのは、私の力ではできません。
(両手を使う必要あり)
奥田薬品の「特製カイロ用ベンジン」(全量消費済み)と並べてみました。
容量は同じ500mlですが、ボトルの高さは、タカビシ化学製のほうが若干高いです。
また当然ですが、細部の形状(キャップの高さ等)も異なっています。
一番上に戻る
ラベルの説明どおり、使用前には一度キャップを取り、中栓に穴を開ける必要があります。
(※奥田薬品のベンジンでは、この作業は必要なかった)
写真がその中栓で、ツマミを引っ張ることで穴が開くようになっています。
ツマミを引っ張り、穴が開いた状態の中栓。
取った後のツマミ部分。
一番上に戻る
最初に使用したときにまずユニークだと感じたのは、匂いが奥田薬品のベンジン(如何にも石油系の燃料という匂い)と異なり、消毒薬のようなもの、ということでした。
ただ、匂いと成分の関係は、残念ながら分かりません。
そして、当ページの作成時点(2011/12/28)では使用開始から既に5日ほど経過していますが、「ハクキンカイロ Peacock」での発熱の持続時間は、カイロの付属カップ1杯で
- 室内での使用(腰の後ろに挟めた状態):9〜10時間
- 仕事中の使用(屋外で作業服の胸ポケットに入れ、上からオーバーを着た状態):約8時間
というところです。
同じ量・使用条件でも奥田薬品のベンジンより持続時間が若干長いのは、価格の高さが反映されているのかもしれません。
発熱の強さについては、温度を測定したわけでは無いですが、体感的には奥田薬品のベンジンと同じです。
また時間経過と強さの関係も、奥田薬品のベンジンと同様に、
- 触媒加熱後の30分程度:弱い
- 使用開始から2〜3時間後:ピークと言えるほど相当に熱くなる(カイロに直に触るのがかなり厳しい程度)。
- ベンジンが切れる直前(30〜40分程度?):再びピークの熱さが来る。
という感じです。
ただしこのあたりはベンジンではなく、カイロ自体の特性の可能性もありますが、現状では判断がつきません。
カイロ用ベンジンを使うのはまだ2種類めなので、とりあえず使用感は可もなく不可もなく、というところです。
今後、全て使い切った時点で更に気付いたことがあれば、追記を行いたいと思います。
※2012/1/22追記:
寒さが厳しくなったこともあり、3週間ちょっとで本製品1本を使い切りました。(概ね、1日にハクキンカイロの付属カップで2杯分を使うようになった)
使用を継続する中で気が付いたことを、以下に記述します。
- 中栓を開けた後の容器の密閉性は、キャップを閉めておけば十分に保たれているようです。
使用途中からラベル部分に、液面の高さの印を毎回つけて確認していたが、キャップを閉めたまま1日置いた状態で、ベンジンが明らかに減っていることは有りませんでした。
- 容器内のベンジンの残量が1/10〜1/20になったあたりから、カイロの発熱の持続時間が明らかに短くなりました。
(具体的には、カップ1杯で6時間程度まで短くなった)
これは、奥田薬品の「特製カイロ用ベンジン」(残量が少なくなると持続時間が長くなる)とちょうど反対の傾向でしたが、やはり1本のボトル内のベンジンでも、容器の上と下で成分に違いが生じている、ということなんでしょうか?
- 奥田薬品のベンジンと同じく、ボトルの口に嵌っているパーツが、最後に容器に僅かに残ったベンジンを出す際の邪魔になりました。
そのため、最後の1滴まで注ぐ場合は、口部分のパーツを外す必要があります。
このパーツの嵌合は、奥田薬品のボトルよりきつく、外すのにちょっと手間取りました。
※検索結果:
一番上に戻る