※この項は、別ページ「チョコパイのレビュー」に先に掲載した記事を、文章の一部を変更して掲載しています。
この商品は2016年12月下旬に、古くから営業している地場スーパーで偶然発見。
4個入りで108円という安さと、原産国が韓国であることに強く興味を惹かれ、突発的に購入したものです。
ちなみにそのスーパーでは、通常のロッテのチョコパイ(6個入り)が約240円でした。
箱側面の詳細書き。
原産国名は「韓国」と記されていますが、製造企業が不明なのは残念です。
ただ日本での販売会社(輸入者)は、「ハッピーポケット」と明記されています。
日本メーカー製チョコパイと比べると、明らかに割安であるだけに、流石に各所のチープ感が否めません。
例えば箱のイラスト(写真?)は、印刷に若干不鮮明さがあります。
箱の蓋を開けると、4個入りである点を除き、日本のチョコパイとさほど変わらない印象。
ただしこちらは、箱の(写真における)前面の厚紙が二重になっておらず、保存用として蓋のベロを差し込む切込みが、存在しません。
この点は、コストダウンのためと思われます。
個別包装のデザインは簡素で、ビニールもちょっと安っぽい質感でした。
日本のチョコパイとの価格差による違いが、このあたりには顕著に表れているようです。
チョコパイを割ったところ。
実際に手に持ってまず感じたのは、表面のチョココーティングが、日本の一般的なチョコパイよりも若干薄いことです。
箱の記載によると、このチョコパイ1個の重さは約30g。
一方、私が食べてきた限りの日本メーカー製品では、一般的に
となっています。
チョコパイの大きさ自体は殆ど変わらなかったので、この重さの差は、チョココーティングに使われているチョコの量の差かもしれません。
日本メーカー製品とのパッケージサイズ等の比較ということで、たまたま当時手元にあった「あまおう苺ケーキ」と並べてみました。
まず箱の比較ですが、チョコパイの個数の違い(4個入りと6個入り)による、横方向の長さの違いはともかく、厚みは「チョコパイ バニラクリーム」のほうがあるのが、非常に意外でした。
次に個別包装ですが、縦・横の長さはほぼ同じであるものの、厚さはやはり「チョコパイ バニラクリーム」のほうがあり、どうやらこれが、箱の厚さの違いにもつながっているようです。
(食べた感想)
日本メーカー製の普通のチョコパイと比べると
- 生地にサクサク感がある(=しっとり感があまり無い)
- クリームの食感がしつこく、口の中に若干残る(油分が多いため?)
との違いを感じました。
この点はやはり、コストの差によるのかもしれません。
とは言え個人的には、十分に美味しい菓子であり、販売価格も考慮すると、手ごろな値段でありながらちょっとした高級感を味わえる「チョコパイ」の魅力は、十分に備えているとも感じました。
韓国では古くからチョコパイの人気が高く[1]、また北朝鮮でも人気がある[2]とのこと。
国家間の問題はいろいろ有りますが、それはひとまず別として、今後機会があれば、それら近隣国に思いを巡らせつつ、他の韓国製チョコパイも食べてみたいものです。
※参考資料:
- [1]チョコパイ〜韓国の人気お菓子(「KONEST」の記事)
- http://www.konest.com/contents/korean_life_detail.html?id=5865
- [2]チョコパイ(ウィキペディア)
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本項の商品は、前項のチョコパイと同じ地場スーパーで、2017年3月初め頃に見つけて購入したものです。
2種類あり、購入価格はどちらも145円でした。
まず「Rice Cereal」のパッケージ表面です。
「Milk Choc with RICE CEREAL」の下の文字は、マレーシアの公用語の表記用文字であるジャウィ文字と思われます。
裏面を見ると、商品の正式名は「Tango Maxcranch Crispy Rice Cereal」のようです。
また日本での販売者は、「うまい棒」で知られる「やおきん」社となっています。
紙のパッケージを剥がし、チョコを包むアルミ包装を開けたところ。
アルミは強化のためか、外側の表面に薄いビニールコーティングが施されており、日本製のチョコのようにすんなりとは破れませんでした。
チョコの一列を割り、ひっくり返して表側を見えるようにしたところ。
日本の同種のチョコよりも、厚みとボリュームがある感じでした。
さらに、厚い部分でチョコを割り、断面を見えるようにしたところ。
商品名の通り、米のシリアルがふんだんに入っています。
もう一つの商品、「Caramel Flavoured Milk Choc with Rice Cereal」のパッケージ表面。
どうやら「Tango」が、これらの商品のメーカー名またはブランド名のようです。
裏面によると、こちらの商品の正式名は「Tango Caramel Crispy Rice Cereal Choc」のようです。
アルミ包装やチョコの大きさ・形状、またライスシリアルが豊富に詰まった中身は、先の商品と同じです。
ただし味のほうは、こちらは商品名の通りに、キャラメルの風味があります。
(食べた感想)
実際に食べてみると、最初の青パッケージ「Milk Choc with RICE CEREAL」は普通のクランチチョコ、次の「Caramel Flavoured Milk Choc with Rice Cereal」は、前者の商品にキャラメルの風味が追加されたもの、という印象です。
どちらも値段の割りにボリューム感があり、また普通に美味しいものでした。
また、今回の商品はイスラム教の国であるマレーシア製であり、個人的に「イスラム教の人がチョコレートを食べる」というイメージが全く無かったので、その点で非常に新鮮さを感じました。
ただ購入した時期は、ちょうどマレーシアでの金正男氏の暗殺事件が連日取り沙汰されていた頃であり、若干複雑な気分もありました。(もちろんこのチョコレートとは、全く関係の無いことですが)
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今回の商品は2017年4月の上旬に、やはり先の2商品と同じく、地場スーパーの店頭で見つけたものです。
パッケージ(箱)は、長さ23cm×6sm×5cmと細長いです。
パッケージの表側。
購入価格は108円と、かなりの安さでした。
パッケージの裏側。
原産国はトルコとのことで、これに惹かれて購入しました。
また日本への輸入者は、当ページ最初の韓国産「チョコパイ バニラクリーム」と同じ「ハッピーポケット」社となっています。
箱の蓋を開け、内袋を引き出したところ。
内袋を開け、トレーに入ったチョコガレットを引っ張り出したところ。
チョコガレットの断面。
私は「ガレット」というのを初めて食べましたが、この商品は、クリームをビスケットで挟み、それをチョコパイのようにチョコレートでコーティングしたものでした。
(食べた感想)
原産地こそ、日本では珍しいですが、このお菓子もやはり(先の2商品と同様に)普通に美味しいものでした。
日本から遠く離れており、また歴史・文化も大きく異なる国でも、庶民的なお菓子はそうそう変わらない、ということかもしれません。
そう考えると、僅か100円ちょっとのお菓子を食べただけで、何か不思議な気持ちになります。
トルコやシリア等の中東地域では、残念ながら紛争・テロで政情不安が続いていますが、何とか平和が実現し、人々が平穏な生活を得られることを、願わずにはいられません。
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この商品は、2018年4月に購入したものです。
店頭でパッケージを良く見ると、原産国がブラジルとのことで強い興味を持ち、購入しました。
種類は「キャラメル」「ストロベリー」の2種類。
また購入価格は、108円(税込)でした。
パッケージの裏面には、複数の言語による記述があり、販売地域の広さが伺えます。
日本語の記述は印刷されていませんが、貼られているシールに、日本語による原材料名などの記載があります。
またそれによると、輸入会社は「(株)イマイ」さんとのことです。
パッケージの側面。
右端側にある赤い逆三角形のマーク部分は、開封用のつまみ?です。
そのつまみを摘んでグルッと回すと、パッケージ(ビニール製)がグルッと一回り切れる・・・筈ですが、最初の開封(この写真)では失敗しました。
パッケージはピチピチであり、またウエハースには(例えばビックリマンチョコのような)厚紙の台紙はありません。
そのためウエハースが取り出しにくく、また取り出すときに角が崩れてウエハースの粉が落ちやすいのが、少し難点だと感じます。
ストロベリーの断面。
こちらはキャラメルの断面。
(食べた感想)
味はクセが全く無く、普通に美味しいウエハース菓子であり、日本国内で普通に売られていても全く違和感が無いものだと思いました。
また、(私の購入時は)100円ちょっとという低価格でしたが、その割には量が多く、その点も満足できました。
ウエハースが取り出しにくい、また開封後の保管がしづらいのは難点ですが、それでも食べ応えがあるので、例えば仕事の合間のちょっとした糖分補給にも、とても向いたお菓子だと思います。
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この商品は、2018年5月に購入しました。
パッケージの表側。
購入価格は108円(税込)でした。
大きく印刷されている「POLLY(ポーリー)」が目立ちますが、これがメーカー名なのかブランド名なのかは不明です。
箱の側面の、原材料表記など。
原産国はマレーシアで、輸入者は(韓国製「チョコパイ バニラクリーム」と同じ)「株式会社 ハッピーポケット」さんとなっています。
箱を開封。
中は、薄いプラスチック製トレーにクレープロールクッキー(本数は10本)が入り、それが銀色のビニール袋に入っているという、取り出しやすく扱いやすい形態でした。
クレープロールクッキーの断面。
製品名に「オレンジチョコクリーム」とあるものの、見た目は別にオレンジ色ではありません。
(食べた感想)
このお菓子も変なクセ等は全く無く、普通に美味しいものであり、やはり日本国内で普通に広く販売されても、全くおかしくないものだと感じます。
ユニークなのは、「オレンジチョコクリーム」の名の通りに、チョコレートに少しオレンジ味がするところですが、味のバランスは上手く取れており、違和感などはありませんでした。
108円で10本入りと、これも安くて美味しく、お得なお菓子だと思いました。
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この商品は、前項の「クレープロールクッキー」と同じく、2018年5月に購入しました。
パッケージの前面。
これも購入価格は108円(税込)でした。
内容量は12枚。
また左下の記載によると、
- オーツ麦フレーク
- ヘーゼルナッツ
- ストロベリーチップ
- カシス
が使われているそうです。
パッケージの裏面。
原産国マレーシアに、輸入者ハッピーポケット社と、前項「クレープロールクッキー」と同じ組み合わせです。
パッケージ開封。
3枚入りの小袋4つが、透明プラスチックのトレーに入っていました。
小袋を開けたところ。
(食べた感想)
食べてみると、何故かそれだけで身体が中から熱くなるような感覚があったのが、不思議でした。
「オーツ」というのはこのお菓子で初めて食べましたが、調べてみると「燕麦(エンバク)」のことであり、これは栄養価が高く健康的な食品とみなされているとのこと。
加えてこのお菓子には、ヘーゼルナッツやカシスも使われており、それらによる豊富な栄養が、身体に何らかの影響を及ぼした・・・のかもしれません。
そのぶん、味と香りには少しクセがあり、人によっては合わないようですが、私には美味しく食べられました。
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- 2017/5/19Fri:ページを開設。
韓国産「チョコパイ バニラクリーム」、マレーシア産「Tango クリスピーチョコ」、トルコ産「チョコガレット」を掲載。
- 2018/8/19Sun:
ブラジルの「Bauducco ウエハー」、マレーシアの「POLLY クレープロールクッキー オレンジチョコクリーム」「オーツクランチ ベリー&ナッツ」を掲載。
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