2008年11月末に「東方地霊殿」を購入してから1週間ほど後(12月初め)、たまたまネットショップで、「東方Project」の過去の作品が販売されているのを見つけました。
私は「東方Project」作品の再販情報を良く知らないため「このチャンスを逃すとしばらく買えないのでは?」と思い、思い切ってまとめ買いすることにしました。
(もっとも実際には、その後もちょくちょくと再販がされているようですが)
購入したのは、Windows版最初の作品「東方紅魔郷」(とうほうこうまきょう)を含む4作品です。
(「花映塚」「文化帖」「翠夢想」「緋蒼天」は、今回はパスしました。)
今回の購入先ショップは、通販同人ショップ「メッセサンオー」
(http://www.doujinshop.com/)さんでした。
注文商品が届いた状態です。
梱包を開封。
緩衝材(プチプチ)等で包まれたソフトと、送り状が入っていました。
ソフトは、ダンボール板で挟まれた上からプチプチで包まれており、全く問題(損傷など)はありませんでした。
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「東方紅魔郷」のパッケージ表側(開封前)。
「妖々夢」以降の作品と異なり、明るい背景にくっきりと、ボスキャラクターのシルエットが浮かび上がっています。
またキャッチコピーからは、製作者(ZUN氏)のシューティングゲーム好きが、ひしひしと伝わってくる気がします。
パッケージの裏側。
ゲームの特徴(「スペルカードシステム」や自機装備、難易度の種類など)の説明が、意外に丁寧です。
ちなみに「風神録」や「地霊殿」では、パッケージ裏面でのこのような説明は無くなっています。
ビニール包装を開封し、紙の部分を外した状態。
ケースを開けてみました。
CDレーベル面には、氷の妖精「チルノ」(ボスキャラクターの1人)のイラストが。
また、ふたに入っているのは、パッケージ兼・紙1枚の簡易マニュアルとなっています。
ちなみに簡易マニュアルの最下部に、個人情報が思いっきり記載されていたので、最初見たときは驚きました。
(まさに同人ソフト、ということでしょうか。)
CDを外した状態。
正直、当ページ作成中に写真を見ていて初めて気が付きましたが、大きな「紅」の文字が入っています。
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パソコンにインストール中の状態。
ゲームの大きな特徴の一つである「音楽」のデータが、実は(容量的には)ゲームデータの大部分を占めているようです。
インストールには、(記憶が定かではないですが)数分ほどかかります。
インストール終了後、「東方紅魔郷」を早速起動。
タイトル画面は最初、タイトルロゴが中央にありますが、
何かボタンを押すと、メニューが表示されます。
また、画面中央でタイトルロゴの後ろになっていた、主人公「博麗霊夢」(はくれいれいむ)の絵が見えるようになります。
(正直最初見たときは、座り方や服の感じから、フランス人形かと思いました。)
ということで、タイトル画面のまま放置しておくと流れるデモプレイ画面(恐らく難易度ルナティック)と、他の難易度(イージー、ノーマル、ハード)でのほぼ同じシーンで、弾幕の様子を比較してみることにしました。
※写真の配置は、
としています。
また実際のゲーム画面では、同じ場面でもキャプチャーのタイミングや敵の倒し方で、現れる弾数が異なるため、下記の画像が必ずしも、難易度の違いを的確に表現しているとは限らないので、ご了承ください。
ハード(左下)のほうが、ルナティック(右下)よりも弾数が多くなっているのは、ハードのほうは敵を倒す数が少なかったためです。
(要するに、私のプレイが下手だったということですが・・・)
ちなみに「東方紅魔郷」で流れるデモプレイ画面は、以降の作品と異なり、1種類のみとなっています。
放射状に、高速で弾をばら撒く攻撃。
また、同時に登場するザコ敵が放つ弾数も、難易度が上がるにつれて多く(扇状に)なっていきます。
ちなみに、デモプレイ画面の舞台となっているステージは、図書館の中という設定です。
(本がキャラクターに比べて巨大なのは、(「東方Project」の他作品でも見られる描写ですが)演出上の都合でしょうか?)
この敵も放射状に弾をばら撒きますが、こちらは弾のスピードが遅く、その代わりに弾数が多くジワジワとプレイヤーを追い詰めてきます。
写真で見る限りでは、イージーから結構弾数が多いですが、よく見ると難易度による弾数(1つの敵が放つ弾の数)の多さの違いが見て取れます。
ちなみに、ルナティック(右下)の画面が暗いのは、デモ終了でフェードアウトする直前のためです。
管理人が「東方Project」のゲーム(製品版)をプレイするのは、この「東方紅魔郷」が、「地霊殿」に次いで2番目でした。
「地霊殿」の次に「紅魔郷」をプレイして感じたのは、「紅魔郷」の持つ雰囲気の、何とも表現し難い「懐かしさ」です。
「紅魔郷」は、「妖々夢」以降の作品と比べると、グラフィック的には確かに地味ですが、「懐かしい」というのはその点ではなく、敵の攻撃パターンが持つ雰囲気が、私が昔(主にPCエンジンが元気だった時代に)よく遊んでいたシューティングゲームと似ている、という点です。
勿論、画面中に表示される弾の数は、昔のSTGとは比較にならないはずなんですが、何故か「紅魔郷」での敵攻撃が持つ雰囲気には、「地霊殿」よりも馴染み易いものがありました。
(※ただしこれは、「地霊殿」と「紅魔郷」の優劣を比較するものでは、決してありません。)
・・・と言っても、「紅魔郷」がより簡単にクリアできる、というわけではないのが、なかなか辛いところです。
また個人的には、本編のボス「レミリア・スカーレット」の持つ華やかさ(風貌だけでなく、音楽や弾幕も)が、非常に強く印象に残るものでした。
ともあれ、2002年に発表された作品ですが、自機を狙ってくる弾幕を潜り抜ける爽快さや、幅広い難易度、またエクストラステージの存在など、現在でもその面白さは全く色褪せていない、と感じられるゲームです。
※無料の体験版(3面までプレイ可能)は、「上海アリス幻樂団」さんのサイトからダウンロードできます。
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