注文してみた

きっかけは忘れましたが、2010年の5月末頃に楽天市場のショップを見て回っていたところ、現在のMP3プレイヤーは数年前に比べて、手ごろな値段の製品でも容量が格段に大きくなっており、また機能も音楽だけでなく静止画に動画、テキストファイルも利用可能となっていることを知り、非常に好奇心をそそられました。

そこでいろいろな製品を見て検討した結果、Transcendの「MP860(8GB)」が、価格と機能面から最も魅力的だと感じたので、2010年の6月に購入しました。

「MP860(8GB)」等が到着

今回は、楽天市場の「イーサプライ 楽天市場店」で購入。


梱包の中

梱包を開封。


「MP860(8GB)」とUSB変換用ACアダプタ

AC100V電源で充電できるように、変換用ACアダプタ(サンワサプライ製)も同時に注文しました。

購入価格は「MP860」が6,980円、変換用アダプタが1,226円でした。


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パッケージ

Transcend「MP860(8GB)」のパッケージ前面

パッケージ前面の窓からは、MP860の本体が見えるようになっています。

最初に見たときは「こんなに小さいのか」と改めて驚きました。


「MP860(8GB)」のパッケージ側面01

パッケージの側面。

4GB・8GBの各機種ごとに、

  • 記録可能な音楽の曲数
  • 静止画の枚数
  • 録音時間の目安
が記載されています。


「MP860(8GB)」のパッケージ側面02

もう片方の側面には、製品の特徴(ディスプレイサイズ等)が記載されています。

また、製品写真は4GB(本体カラー黒)と8GB(白)の両方が掲載されており、これらの記載を見る限りでは、4GBモデルと8GBモデルで箱は共通になっている思われます。


「MP860(8GB)」のパッケージ背面

パッケージの背面。

かなり小さい字ですが、13ヶ国語で製品の主な仕様が記載されており、販売地域の広さが伺えます。


「MP860(8GB)」のパッケージ上面

パッケージ上面(蓋の部分)には、トランセンド社のロゴ。


「MP860(8GB)」のパッケージ底面

底面には「DIGITAL MUSIC PLAYER」の表記と、機能が簡潔に記載されています。


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パッケージ内容

Transcendの小型デジタルプレイヤー「MP860(8GB)」

パッケージを開けると、


パッケージの内容

一回り小さい箱と、それに被さるように「MP860」本体を挟みこむ透明ケースが入っていました。


「MP860(8GB)」の本体

MP860本体は、画面にメインメニューを模した保護シートが貼られた状態でした。

もちろん、使用する際には剥がす必要があります。


中の箱を開けてみる

箱を開けてみると、説明書や各種アクセサリー等が入っていました。


箱の中身

箱の中身は、

  • 説明書
  • パンフレット
  • シリコンカバー
  • イヤホン
  • USBケーブル
  • ピンジャック端子付きのケーブル
  • ストラップ
  • ソフトウェアCD-ROM
と、かなり充実しています。


説明書の目次

説明書(クイックスタートガイド)はちょっと厚いですが、実際には13ヶ国語で記述されている重複内容のページが大部分です。


Transcendの小型デジタルプレイヤー「MP860(8GB)」

説明書の日本語部分。

「クイック操作ガイド」の表記どおり、18ページのみです。


保証規定

保証規定が記載された紙。

やはり、13ヶ国語で同じ内容が記載されているようです。 (※日本語の部分は1pのみ)


付属のヘッドホン

付属のヘッドホンはシンプルものです。

ただ、私は外付けスピーカー等に接続しての使用が殆どなので、このヘッドホンを実際に使ったことはまだありません。


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本体

「MP860(8GB)」の前面

「MP860」本体の前面。

液晶画面は2.4インチですが、意外に大きいと感じます。


「MP860(8GB)」の背面

背面は非常にシンプルで、上部にはスピーカーが内蔵されています。


「MP860(8GB)」の左側面

左側面には、

  • マイクロSDカードの挿入スロット(上部、写真左側)
  • ストラップ取り付け部(下部、写真右側)
が備えられています。


「MP860(8GB)」の右側面

一方、右側面には

  • メニューボタン
  • リセットボタン
  • スライド式のホールドスイッチ
が備えられています。

このメニューボタンは、様々な場面で使うことになります。


「MP860(8GB)」の上面

本体上面は、録音用マイクの小さい穴以外、特に何もありません。


「MP860(8GB)」の下面

下面には左から、

  • ラインイン端子
  • ミニUSB端子
  • ヘッドホン端子
が備えられています。

データの転送や充電、外部スピーカーへの出力など、日常の使用において、非常に重要な機能を持った部分です。


1,000円札との大きさ比較

1,000円札と並べ、大きさを比較してみました。

厚みは約1cmあるものの、縦横はクレジットカードに近い程度です。


シリコンカバーに入れてみる

付属のシリコンカバーに入れてみます。

私は、携帯機器のシリコンカバーを使うのは今回が初めてだったので、本体がすんなり入るのには驚きました。


シリコンカバーに入れた状態

シリコンカバーに納めた状態。

特にたるむところもなく、ぴったりとフィットしています。


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日本語設定を行う

「MP860(8GB)」の起動画面

早速MP860を起動してみます。
(※写真は、シリコンカバーに入れる前に撮影したものです)

起動は、本体前面の下部中央にある二重の長方形のボタンのうち、一番内側のボタン(電源/再生/OKボタン)を長めに押すことで行えます。

この起動には10秒ほどかかります。

マイクロSDカードを入れている場合、起動時間が更に数秒長くなるそうですが、私はまだ試しておりません。


設定前のメニュー画面

起動が終わると、メニュー画面が現れます。

この画面には機能別(音楽、動画、画像など)のアイコンが並んでおり、使用時には利用したい機能に応じて選択することになります。

ただし、最初は表示言語などの設定を行う必要があります。


アイコン「Setting」を選択

まずは本体下部の4方向ボタンを操作して「Setting」アイコンを選択し、


設定画面(英語)

電源/再生/OKボタンを押して設定画面に入ります。

そして、「Language」を選び、


「日本語」を選択

「日本語」を選択します。

すると、


日本語設定が完了

このように表記が日本語になります。

設定はこの他、日時なども行う必要がありますが、ここでは省略します。


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音楽を再生

アイコン「音楽」を選択

音楽を再生するには、まずメニュー画面で「音楽」アイコンを選択しますが、その前に付属のUSBケーブルで接続して、PC内の音楽ファイルをMP860に転送しておく必要があります。
(※一応、本体には予め、デモ用の音楽・動画・画像ファイルが入ってはいる)

この作業は、通常のUSBメモリーやメモリーカードと同じ感覚で行える(フォルダの作成も自由)ので、かなり楽です。


アイコン選択直後

アイコンを選ぶと、このようなメニューが表示されます。

一番上の「再生可能音楽ファイル」は、一度既に音楽を再生している場合に表示され、選択すると、最後に聴いた音楽ファイルの最後の再生位置から、自動的に再生することができます。

「プレイリスト」と「お気に入りリスト」は、まだ使ったことがありません。


フォルダを選択

「内蔵メモリ」を選択すると、このようにフォルダ一覧が表示されます。

一応デフォルトで「Music」フォルダはありますが、音楽ファイルは必ずしもこの「Music」フォルダに入れる必要はなく、どこに入っていても再生可能です。

またこのMP860では、各機能のアイコンを選択し更に「内蔵メモリ」を選択すると、このようなフォルダ一覧が表示されますが、各フォルダ選択時に表示されるファイルは、最初に選択したアイコンの機能に対応するものだけです。

例えば「音楽」アイコンを選んだ場合、どのフォルダを選んでも、とにかく音楽ファイル(mp3等)のみが表示され、他のファイル(画像、動画など)は一切表示されず選択・実行できません。

これはちょっとクセのある仕様で、直感的な使いやすさを損ねていると感じます。


更にフォルダを選択

ここでは「Music」フォルダ内に更にフォルダを作って、ファイルを分類しています。

このあたりの操作は、普通のUSBメモリーやメモリーカードと同様に行えます。


曲を選択

曲を選択。

ちなみにここでは、

  • フリーウェア「東方BGM Player THxxBGM」を使用し、パソコンにインストールしてある「東方Project」のゲーム作品から、音楽をmp3ファイルに変換したもの
  • 同じくフリーウェア「Rip!AudiCO」「Lame MP3 Codec」を使用し、「東方」の書籍付属CDの収録曲をmp3に変換したもの

を、MP860に入れています。


音楽を再生

曲を選択すると、再生が始まります。

一時停止や早送り等の基本操作は、画面下のボタンで行えます。

ただしこのMP860では、通常の音楽・動画プレイヤーにあるはずの「停止ボタン」(「■」で表記されているやつ)が見当たりません。

そのため曲を停止する場合は、一時停止で代用することになるようです。


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動画を再生

「動画」アイコンを選択

動画を見る場合は、(音楽と同じく)本体に動画ファイルを転送しておき、メニュー画面で「動画」アイコンを選択します。

あとは音楽再生とほぼ同じ手順です。


動画を再生01

実際に動画を再生してみます。

ここでは、フリーウェア「Craving Explorer」を使用し、「ニコニコ動画」に投稿されている作品をavi形式に変換したものを再生しています。

(写真の動画は、「【東方】最速最高シャッターガール【PV風】」)

ちなみにCraving Explorerを使う場合、ファイル変換形式は「COWON D2」を選択すると、MP860に丁度良いファイル(解像度320×240)を得ることができます。
(※ただし、著作権には十分に留意する必要があります)


動画を再生02

同じ動画の他の場面。

写真はカメラのシャッタースピードが遅い関係上、画面は残像が出ていますが、実際の再生では非常に鮮明に表示されています。


動画を再生03

こちらは別の動画(【東方】ってゐ!〜えいえんてゐVer〜PV風【完成版】」。

この動画もかなり動きが激しいですが、Craving Explorerで「COWON D2」で変換したファイルは、全く問題無く再生されます。

MP860で動画を再生する場合は、とにかくファイルの変換形式が重要となるようです。

私はこれまで数十個ほど、Craving Explorerで変換した動画ファイルを入れていますが、再生に問題(音と動画のズレ等)は全く生じていません。


付属ソフトウェア「Video Converter」

ちなみにMP860付属のCD-ROMには、ファイル変換用ソフトウェア「Video Converter」が収録されており、これをPCにインストールして利用することで、PCに入っている動画ファイルを、MP860での再生に適する形式に変換することができます。

ただ、このソフトの操作自体は難しくはありませんが、日本語表記はされていません。


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FMラジオを視聴

「ラジオ」アイコンを選択

MP860でFMラジオを視聴するには、予めヘッドホン端子に対応機器(ヘッドホン、外付けスピーカー等)が接続されている必要があります。
(※理由については、製品には記載無し)

ここでは、私が昔から愛用している外付けスピーカーを繋いでいます。

機器が接続されていない場外で「ラジオ」アイコンを選択した場合、機器の接続を促す表示が現れます。


ラジオのオプション表示

「ラジオ」アイコンを選択し、次の画面で本体右上横の「メニュー」ボタンを押すと、オプション表示が現れます。

番組を視聴するには、まずこの中の「FM周波数帯」を、「日本」に設定する必要があります。


受信周波数の選択画面

周波数帯の設定後は、

  • 画面下の左右ボタンによる周波数選択
  • オプションの「オートスキャン」
を用いることで、番組を受信できます。

そしてオプションの「ラジオ局を記憶する」により、選んだ周波数を記憶することが可能です。
一度記憶したラジオ局は、オプションの「保存ラジオ局リスト」から選択して、一発で聴けるようになります。

その他、ラジオの視聴中にメニューボタンを2秒以上押すことで、録音も可能となっています。
(※私はまだ試していません)

ラジオの音質は意外にも綺麗で、この小さい機器でFMラジオも聴けるのか、と、ちょっと得した気分になりました。
(これでAMラジオも聴けたら、万々歳なんですが)


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画像を閲覧

「画像」アイコンを選択

画像を閲覧するには、音楽・動画と同じく、PCから任意のファイルをMP860本体に転送しておく必要があります。


「画像」のメニュー

「画像」アイコンの選択時に表示されるメニュー。

前回閲覧した画像は、「表示可能画像ファイル」を選択すると一発で表示されます。
(これも音楽・動画と同じ)


ファイルリストの表示形式

記憶されている画像ファイルは、一覧表示が出来ますが、この表示形式は「閲覧モード」から、

  • リスト(サムネイルの横にファイル名が表示される)
  • サムネイル(サムネイルが並んで表示され、カーソルが合わせられたファイルの名前は一覧の上に表示される)

のどちらかを選択することができます。

ただ、「サムネイル」ではどのファイルが選択されているのか判別しづらい(※本体ファームウェア1.00.09)ので、私は常に「リスト」を選択しています。

(「サムネイル」の場合、サムネイル画像の周りの細い枠の色が変わるだけなので、かなり見づらい)


ファイルの「リスト」表示

「リスト」による一覧表示。

選択したファイルの背景の色が変わるので、見やすいです。


デフォルトの収録画像を閲覧

PM860本体には、デフォルトで画像(風景、動物など)が7枚ほど入っています。

写真はそのうちの1枚で、解像度は本体の仕様に合わせてあるため、表示スピードが速く、また綺麗に表示されます。

ただ、PCから転送した画像ファイルを閲覧する場合は、画像の解像度が高いと、表示されるまでの「間」が若干長くなります。
私が確認した範囲では、1秒程度かかることが多いです。

そのためスピーディに画像を見たい場合は、本体への転送前にファイルのサイズ(解像度)を、MP860の画面の解像度(320×240)に近いものに変更しておくと良いと思われます。

ちなみに本製品では、音楽の再生中も、そのまま(音を流したまま)画像閲覧の操作を行うことができます。


「画像」のオプション

表示画像の拡大・縮小や回転は、本体右横上の「メニュー」ボタンからオプションを呼び出し、行うことができます。

ただ画面サイズは2.4インチと、画像を閲覧するには小さめなので、拡大は自由に行いたいところですが、逐一「メニュー」ボタンを押す→「ズーム」を選択→「ズームイン」を選択、と手順を踏まなければならず、手間がかかります。

また高い解像度の画像でも、ズームしても表示が粗いままの場合も多く(画像の向きにより違ったりもする)、写真閲覧用の機器としては正直、使い勝手は良くありません。

画像閲覧の点では、流石にソニーのPSPのほうが格段に優れています。
(もっとも、PSPとMP860では価格が全く違うので、比較するのも問題があるとは思いますが)


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録音機能

「録音」アイコンを選択

MP860での録音は、

  • メニュー画面の「録音」アイコンを選択する
  • 本体右横の「メニュー」ボタンを2秒以上押す

のいずれかにより開始できます。

この録音はいきなり始まるので、注意が必要です。

また、本体の端子(ラインインまたはヘッドフォン)の使用状態に応じて

  • 何らかの機器が接続されている場合:ラインイン録音
  • 何も接続されていない場合:内蔵マイク(本体上部)からの録音
との違いが出るようです。
(※なぜヘッドフォン端子の接続でもラインイン録音となるのかは不明)


録音中

録音中の画面。

録音を停止するには、画面下右の小さい「戻る/メニューボタン」を押し、録音停止の確認画面で「OK」を選択することで停止されます。

録音開始の操作と比べ、停止では手順が多くなっているのが不便です。
(もっとも私は、録音機能は殆ど使っていませんが)


録音ファイルのフォルダ

録音した音声ファイルは、録音元の違いにより、写真の3フォルダに分類されて保存されます。

機器の接続をちょっと工夫すれば、コンポジット出力のゲーム機の出力音声を録音することも可能ですが、音声ボリュームの調整など、慣れが必要だと思われます。

試しにメガドライブ・ジェネシス互換機「GAME JOY」から、「ダライアス2」の音楽を出力して録音してみましたが、慣れていないために音がかなり小さいままになってしまいました。


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テキストファイルを読む

「テキスト」アイコンを選択

この「MP860」では、テキストファイルも読むことができます。

その場合、(音楽・動画・画像と同じく)任意のファイルを予め本体に転送しておく必要があります。


青空文庫の「銀河鉄道の夜」を表示

写真は、「青空文庫」に収録されている宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のテキストファイルをそのまま転送し、表示した状態です。

難点として、

  • 画面が小さく、1行の表示文字数に限りがある関係上、行の初めに空白が多く設けられている場合は、ちょっと見づらくなる。
  • 漢字フォントが純粋に日本向けではなく、若干の違和感がある。
  • 行間のスペースがあまり無く、詰まっている。

といった点が挙げられますが、表示スピード自体はかなり迅速であり、ストレスを感じません。
(流石にテキストファイルの表示は軽い)

また、文章の表示切替は(1行ごとのスクロールではなく)1画面ごとに切り替わる方式であり、ページ数が設定されていない(最初から最後まで一続きの)テキストファイルでも、画面上部に「ページ数」と現在位置が表示されます。

そして、(やはり音楽・画像・動画の閲覧と同じく)最後に読んだ箇所は記録され、「表示可能Eブックファイル」を選択すると一発で表示されます。

例えば、インターネットのウェブサイトからコピーしたテキストを手軽に読むことも可能で、意外に利便性が高い機能です。

ちなみに、デフォルトでは「電子ブック」のフォルダは設けられていないので、PCとの接続時に任意のフォルダを作っておくと、ファイルの整理に便利だと思います。


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プレーヤー情報

「プレーヤー情報」のアイコンを選択

ファームウェアのバージョン等、本体の情報を確認するには、メニュー画面右下の「プレーヤー情報」アイコンを選択します。


プレーヤー情報の表示画面

プレーヤー情報の表示画面では、

  • ファームウェアのバージョン
  • 本体やマイクロSDカードの容量
などを確認できます。

ちなみに当ページの作成時点(2010年12月31日)では、より新しいファームウェア(V1.00.12)が発表されていますが、私は購入時点のファームウェア(1.00.09)で特に問題を感じていないので、ファームウェアの更新は行っていません。

「MP860」用のダウンロードファイル一覧(トランセンド社のサイト)

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設定

「設定」アイコンを選択

「MP860」本体の様々な設定を変更するには、メニュー画面の「設定」アイコンを選択します。


設定メニュー01

設定メニュー。

設定可能な項目は、意外と多いです。


設定メニュー02

メニューを下にスクロール。

バッテリーの持ちを少しでも良くするには「スクリーンセーバー」「明るさ」の設定が特に重要だと思われますが、その効果は詳しく確認していません。

ともあれ、設定の変更を手軽に行える点はは、携帯用の小型機器としてよく配慮されていると感じます。


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ファイル検索

「ファイル検索」アイコン

「MP860」では多彩な機能があり、各々の機能ごとにアイコンが用意されていますが、記録しているファイル全てを対象とする「ファイル検索」の機能も備えられています。


対象メモリの選択

「ファイル検索」アイコンを選択すると、まずメモリの選択画面が表示されます。
(※写真のものはマイクロSDカードを入れていないため、「内蔵メモリ」のみが表示されている)

「内蔵メモリ」を選択すると、


選択メモリ内のフォルダ・ファイル

(他のアイコンと異なり)全てのファイルが表示され、またファイルを選択するとそれに応じた機能(音楽・動画再生、画像表示、テキスト閲覧)を自動的に実行できます。
勿論、ここから更にフォルダを下層に辿っていくことも可能です。

ちょうどWindowsのエクスプローラー機能と似た使い勝手で、個人的には他のアイコンよりも違和感無く使用できると感じています。


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おまけ:外部スピーカー

現在使用中の外付けスピーカー

私の備忘録も兼ね、現在「MP860」に繋いで使用している外付けスピーカーについて記載しておきます。

このスピーカーは、私が十数年前の学生時代に購入したもので、電源(電池)を必要とせず、CDプレーヤー等のイヤホンジャックに繋ぐだけで、ある程度大きな音で聴くことができ、なかなか便利です。

昔は、PCエンジンCD-ROM2のCDプレーヤーに接続して、音楽を聴くために使用していました。


スピーカーのパッケージ表

私はものを捨てられない性格なので、スピーカーのパッケージもいまだに保管しています。

パッケージの表記を見ると、メーカーは「ANDO」、商品名は「チビマメステレオスピーカー」(型番SP-66)となっています。

価格は2,200円と表記されていますが、私が購入したときはもっと安かった(掘り出し物と感じて購入した)記憶があります。


スピーカーのパッケージ裏

パッケージの裏面。

仕様は、

  • スピーカー:45mmフルレンジドライブ
  • 最大出力:0.3W
  • インピーダンス:8Ω
  • 周波数:100〜12,000Hz
  • コード:1.1m
  • プラグ:φ3.5ステレオプラグ
  • 寸法:幅65mm×高さ73mm×奥行き52mm

となっています。

ちなみにネットで検索してみたところ、「ANDO」のウェブサイトがあり、現在も健在であることが感じられ、懐かしく嬉しい気持ちになりました。

とはいえ流石に「生産完了品」の中にも、この「SP-66」はありませんでしたが。


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使用してみた感想

2010年6月初めにこの「MP860」を購入し、既に約7ヶ月使用しています(当ページの作成時期は2010年12月末)が、主にパソコンでの長時間作業時の気付け用として、長時間の音楽再生ができ、非常に重宝しています。

音楽を再生する場合のバッテリーの持ちは、当初内蔵スピーカーを使用していた時点では10時間とちょっと、という程度でしたが、外付けスピーカーを使用すると16〜7時間まで伸びています。
ただ、製品の特徴として記載されている「最大22時間」には及びません。

また、約7ヶ月経った現在(ほぼ毎日使用してきた)でも、バッテリーの持ち時間が短くなった、とは特に感じていません。
(※正確に計測していないので、実際のところは不明)

ボタン操作に若干のラグがあるのは難点ですが、この小さく価格もそう高くは無い機器で、大量の音楽を聴くことができ、画像に動画にFMラジオに録音機能、またテキストファイルも利用できるというのは、(ソニーのPSPと同様に)技術の進歩を強く感るものです。

音質など細かい点については、私はあまりこだわりが無いので判断できませんが、全体として非常にコストパフォーマンスが高い製品であることは、間違い無いと思います。



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