今回の商品は購入したものではなく、インターネット回線のポイントプログラムで交換したカタログギフトの中から、2016年7月下旬に選んで申し込んだものです。
カップ本体。
写真では撮影環境の都合上、カップ表面の光沢が判りにくくなっていますが、文字通り「鑑のように」ツルツル・ピカピカでした。
飲み口部分をアップ。
(※撮影時の拭き取りが不十分だったため、写真では白い汚れや埃が残ってしまっていることを、ご容赦ください)
飲み口の内側までは、外側と同じくピカピカの鏡面仕上げになっており、肉の薄さと合わせて、唇に触れたときの感触が予想外に心地良いです。
また飲み口よりも下では、カップの厚みが少し増しています(恐らく二重構造による)。
そして更に、商品の紹介ページ(後述)で解説されている「ヘアライン」加工と見られる、表面の微細な加工が施されているのが、表側と異なっているところです。
カップの内側底は、同心円状の模様になっており、旋盤加工の跡に似ています。
ただしこの底も、内壁面と同様に、指先で触った限りでは全くのツルツルです。
いっぽうカップ外側の底面(テーブル等に接する面)は、文字通りのつや消し仕上げのようです。
(※写真のカップは少し使用した後なので、若干の傷がついていることをご容赦ください)
また「18-8 STAINLESS STEEL JAPAN」の刻印がされています。
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こちらはカップが入っていた箱と、同封の説明書など。
特にカップの容量は書かれていませんが、ネットショップの画像などと見比べたところ、本品の容量は260mlと思われます。
ちなみに説明書などは、手にとって結構読んだ後なので、ちょっとヨレヨレになっています。
説明書の表面には「取扱上の注意」が書かれています。
オーブンレンジや電子レンジでの使用不可、内容物の放置による腐食への注意などは、(陶器などと異なる)金属製ならではの注意点、という気がします。
裏面では、洗い方や拭き取り方などの「お手入れ方法」が記載されています。
表面の光沢の美しさが、このカップの非常に大きな魅力だけに、それをできるだけ保つためにも、ここに書かれている注意点は大切なことだと思われます。
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当ページの作成時点(2016/7末)では、私の家族が使い始めてまだ1日ですが、
- 熱いコーヒーを入れても、手に持ったときに熱くない。
- 飲み口(口に触れる箇所)の厚さが薄いため、普通の陶器のカップよりも、口当たりが非常に良く飲みやすい。
と、(見た目の美しさ・見事さだけでなく)実際の使い勝手も非常に良好な評価でした。
実際に私も、熱いコーヒーが入った状態でカップを触らせてもらいましたが、金属製でありながら手に熱さがほとんど伝わってこず、二重構造の恩恵の大きさが感じられます。
また私は後で、カップに水道の水を入れてちょっと飲んでみましたが、飲み口が唇に触れたときに金属の冷たさが無く、むしろ一種の柔らかさ・心地良さを感じるぐらいで、このことも非常に意外でした。
見た目については言うまでも無い感じですが、私が特に驚いたこととして、継ぎ目(溶接の跡)などが全く見当たらず、二重構造をどうやって実現しているのかは全く見当がつきません。
難点としては、私の家の使用環境では1日目で表面に少しキズがついてしまっており、今後長く日常使用を続けていくと、(普通のスプーン等と同じように)鏡面仕上げの表面が細かいキズだらけになっていくことが予想されます。
とは言え、飾りとして置いておくだけにするつもりはなく、今後はあくまで日常生活の中で使い込んでいき、キズもご愛嬌と考えたいと思います。
当ページの作成時点(2016/7末)では、本製品のamazonでの販売価格は約3000円、楽天市場でも1個3000円台〜5000円台でした。
カップとしては結構な高級品ですが、外見的にも機能的にも価格に見合う価値は十分に備えており、日常生活の中で触れることで、非常に良い刺激を与えてくれる製品だと期待しています。
最後に、この製品に関する情報が書かれているウェブページ等を記録しておきます。
- 研磨マイスター(KENMA meister)(和平フレイズ社)
http://www.wahei.co.jp/list/product/purpose/kenma-meister/
- ステンレスWカップ260ml(同上)
http://www.wahei.co.jp/product/2330.html
- 燕三条の達人「マイスター」が磨き上げた”研磨マイスター”カップ(日経BPセレクション)
http://www.nikkeibp.co.jp/article/ecp/20150309/438481/
- 研磨マイスター ステンレスタンブラー(厳選いいもの便り)
http://www.iimonodayori.jp/products/detail.php?product_id=7
こちらは、製造過程が見られるYouTubeの動画。
(アカウント「WAHEIFREIZCORP」さんの動画)
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