2012年6月に、YouTubeでNBAのマイケル・ジョーダンの試合動画をいくつか見たところ、複数の相手を抜き去る動きの鮮やかさや、シュート・パスの見事さに見惚れ、同じ動画を何回見ても飽きない状態になりました。
マイケル・ジョーダンについてはDVDも出ているとのことで探してみたところ、NBA選手としての氏にスポットを当てた「Michael Jordan to the Max」というドキュメンタリー的な作品が、比較的手ごろな価格で販売されているのを発見。
その後できるだけ安い商品を探した結果、今回はamazon.co.jpのマーケットプレイスで購入することにしました。
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今回は中古品を購入し、支払い金額は1,070円(送料込み)。
商品の到着は購入申し込みから2〜3日程度と、迅速な発送でした。(※管理人は北海道在住)
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ジョーダンの顔のドアップも、ベースが金色で格好良い
パッケージの表側。
ネットショップで写真を見た際はてっきり、パッケージは普通の写真だと思い込んでいましたが、実際にはメタリックな金色が全体のベースに用いられており、かなり高級感があるのでちょっと驚きました。
パッケージの裏側は、作品内容の詳しい解説が書かれています。
・・・しかし、私はこのDVDを買うまで、NBAについては全く知識が無かったので、大半の内容が良く分かりませんでした。
パッケージの背表紙はこのような感じ。
ケースは普通のトールケースです。
ちなみに左側に入っているのは、DVD発売会社の商品紹介パンフレット
ケースを開けた状態。
DVDディスクのレーベル面は、パッケージのデザインを踏襲したものになっています。
商品としては全体として高級感がありながらも、シンプルな構成という印象です。
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早速DVDを再生。
(※ここでは、arwinのポータブルDVDプレーヤー「SW-AR101」で再生させています)
右写真は、本編冒頭の「ブレットタイム撮影」(映画「マトリックス」で有名になった手法)によるダンクシュート映像の出だしのところです。
画質は、この場面ではちょっとザラつきがあるものの、以降の場面では良好でした。
実際はもっとちゃんとした映像です
これはメインメニュー画面。
写真ではデジカメの都合上、暗い部分が真っ黒でちょっと怖い顔になってしまっていますが、実際にはパッケージと同じような明るさ・色合いの画像です。
本編の画面サイズは16:9の横長ですが、それ以外のメニュー画面や特典映像は全て4:3になっています。
「SW-AR101」の場合、画面の縦横比率が自動的には切り替わらない(いちいちオプション画面で設定する必要がある)ので、この点はちょっと億劫です。
本編の長さは46分で、チャプター構成は
- プロローグ
- 信念
- 存在感
- 真実
- ファイナル
- ジャズとの死闘
- 優勝への軌跡
- エピローグ
の全8チャプターとなっています。
ただ、作品は全体として密度が濃く、時間も長くなく手ごろなので、私はチャプター機能はほぼ利用していません。
特典映像は、本編とほぼ同じ長さの大盤振る舞い
これは特典メニュー画面。
特典映像は、
- Inside Michael Jordan to the Max
- メイキング
- ブレットタイム・スラムダンクCG
- オリジナル予告編
の4本(計45分)で、このうち「Inside Michael Jordan to the Max」と「メイキング」では、本編に無いジョーダン氏の映像(インタビューやスタジオ撮影時)が豊富に入っており、意外に見ごたえがあります。
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本作品はNBAの1997-1998のプレーオフ映像を中心としたもので、それ以前のジョーダン選手の試合映像は、オープニング等でダイジェスト的に小さく表示されるのみです。(※私はNBA自体にはほぼ知識が無いので、正確なところは未確認)
とはいえ本編では、メインであるプレーオフの試合が(勿論コートの外からとはいえ)選手たちの近くから非常に鮮明な映像で撮影されており、最初見たときは選手たちの躍動感が身に迫って感じられるようで、「こんなリアルなスポーツ映像があるのか」と強く驚きました。
通常のバスケットボールの試合映像は、全体を見渡せるように離れた高いところから撮影されていますが、本作では例えば、ゴールの後方で選手たちの腰よりも低い位置から撮影されている映像が多く、これにより選手たちの存在感・試合の臨場感が(通常の試合映像では考えられないほど)際立って感じられます。
私はいつも、本作を眼鏡型ディスプレイ「Wrap 310XL」で視聴しているので、映像のリアルさ・臨場感には、毎回見るたびに感嘆することしきりです。
またジョーダン氏は勿論ですが、素人の私から見ても、試合に出ている選手たちが(肌の色・体格に関係無く)1人残らず「格好良い」と感じられる、というのも凄いです。
これは映像の質に加え、NBA選手全体のスポーツ選手としての水準の高さが、大前提になっていると思われます。
本作の冒頭には「ブレットタイム撮影」によるジョーダン氏のダンクシュート映像が入っていますが、正直私としては、真剣勝負である試合の映像のほうが遥かに迫力があり、魅力的です。
また本編では、試合以外のジョーダン氏の姿(本作品用に撮られたインタビュー、また子どもたちとの交流やチームの練習風景など)も豊富に収録されており、その生きる姿勢の「真摯さ」「真っ当さ」には、強く心を打たれます。
特に「まずバスケットボールを楽しむことだ」という言葉には、スポーツに限らず専門分野・道(仕事など)に取り組む上で、最も重要な前提が示されていると感じられ、見るたびにハッとさせられます。
また、ジョーダン氏にも苦手な技術があり、それをひたむきで地道な練習により得意技に変えていった、ということには、氏が単なる才能任せ・成り行き任せの「天才」ではなく、職人的に努力・工夫(トライ&エラー)を積み重ねるタイプということが伺え、この点にも強い共感と触発を受けます。
野球でも、もし更に数年間続けていれば、優れた選手に成り得たのではないでしょうか。
ともかく全体として「購入して全く正解だった」と強く感じるもので、個人的にはクイーンの「ライヴ・エイド」のDVDと同じく、見るたびに新鮮で良い触発を得られる作品です。
今回は中古で注文しましたが、これなら定価で買っても後悔しないと思いました。
※ネット通販で検索:
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- 2012/7/4:作成、アップロード
- 2013/6/30:細部をいろいろ修正
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