東薬「特製カイロ用ベンジン」のボトルは、中のベンジンと同様に綺麗な透明です。
ラベルはシンプルなデザインで、製品名の下にはメーカー名と所在地が明記されています。
検索したところ、各種化学製品(農薬、洗剤など)を手がける「トーヤク株式会社」の子会社の中に、「協同組合東薬」の名前がありました。
- 会社案内(会社概要)(トーヤク株式会社)
http://www.toyaku.co.jp/company/index.html
「協同組合東薬」の詳細は判りませんが、親会社は1946年設立と長い歴史があり、その点ではこのベンジンにも信頼感が湧きます。
製品名の横には、用途・成分が記載。
更に裏側に回ると、取り扱い上の注意事項が列記されています。
全体としてシンプルなラベルながらも、しっかりとした堅実さが感じられます。
ボトルの色の他にユニークなのは、ベンジンの注ぎ口です。
私がこれまで購入・使用してきた4社の製品(ハクキンカイロの純正品含む)は、全てキャップ自体をある程度ゆるめることで注ぐ方式でした。
対してこのベンジンでは、キャップ自体はボトルにきっちり閉めたまま、ボトルに備えられた赤い回転部分のみを回すことで、開閉ができるようになっています。
右写真は蓋が閉まっている状態。
そこから回転部分を90度回すことで、ボトルを傾けた際に、下の注ぎ口からベンジンが出るようになります。
ただしこの製品は、購入時の状態では、ボトルの口に(キャップとは別の)蓋が嵌められており、最初に使用する際にはその蓋を外す必要があります。
「ハクキンカイロ専用ベンジン」の空ボトルと並べたところ。
ボトルの肩までの高さはほぼ同じですが、キャップの構造の違いからか、全体の高さは東薬のベンジンのほうが低くなっています。
他4社のボトルはこのようなサイズなので、ボトルの大きさ的には、(少しの差ですが)東薬のベンジンが一番コンパクトだと思います。