今回のソフトは2009年5月に、「東方花映塚」等と同時に購入したものです。
パッケージの表側。
「東方Project」のゲーム作品としては番外編(9.5th)とのことで、パッケージの雰囲気も通常シリーズとちょっと異なっていると感じます。
またパッケージのシルエットはボスキャラではなく、本作の主人公のものです。
パッケージの裏面。
ゲーム画面の写真から、通常シリーズと異なるシステムになっていることが伺えます。
背帯を外して、並べてみたところです。
全体として、かなり地味な印象があります。
ケースを開けてみました。
説明文のちょっと変わった(ずれた)味のある表現は、番外編の今作も変わらないものとなっているようです。
CDのレーベル面は、どちらが上なのか俄かに分かりづらいです。
また、作品の主人公が「新聞記者」であるためか、様々な種類の新聞を貼り付けたようなデザインとなっています。
CDの収納部。
ゲーム中に見られる「写真」をイメージしたデザイン、ということでしょうか。
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「東方文花帖 〜Shoot the Bullet」のタイトル画面。
主人公「射命丸文(しゃめいまるあや)」の姿は見えますが、パッケージと同じく、かなり暗めのデザインとなっており、ここでも通常シリーズと異なる雰囲気を感じます。
ここからは、デモ画面をキャプチャーしたものを掲載していきます。
このゲームに出てくる敵(撮影相手)は全て、「東方紅魔郷」〜「東方花映塚」までの作品に登場したキャラクターです。
画像のデモは「上白沢慧音(かみしらさわけいね)」の面の1つ。
各キャラクターはそれぞれ、数種類の面(弾幕が異なる)を持っており、難易度別にレベル分けされています。
(レベルは1〜10+EXの計11で、面数は正確に数えていませんが80〜90ぐらいでしょうか)
これは2枚目の「写真」が撮影されたところ。
写真が撮影されると、その範囲(フレーム内)の弾幕が消え、相手が写真のフレーム内に入っていた場合は、フィールド画面左右に写真がストックされていきます。
各面には規定の撮影ノルマがあり、画面左右の天狗の団扇みたいなマークのところに写真が全て入ると、その面はクリアーとなります。
撮影相手の弾幕は、撮影枚数が進むに従い、より厳しいものへ変化していきます。
これはゲーム序盤の、氷の妖精「チルノ」の面の1つ。
序盤の面ということもあり、最初はこのように簡単な攻撃ですが、
撮影枚数が進むと、弾の数が増えていきます。
紅魔館のナイフ使いメイド「十六夜咲夜」の面。
撮影は、「フィルム装填率」(主人公キャラのすぐ横に%表示される)が100%に達した状態で、撮影ボタン(通常STGのショットボタンに相当)を押すとフィールド内に長方形の撮影フレームが現れ、もう一度撮影ボタンを押すことで「撮影」されます。
フィルム装填率は、何もしない状態でも少しづつ上がっていきますが、「超低速状態」(低速ボタンと撮影ボタンを同時に押した状態)だと上昇が早くなります。
このため、「超低速状態」の時間をできるだけ長くキープすることが、クリアするために重要となる、と思われます。
(勿論、状況にもよる)
「撮影」すると、逃げ場が無さそうな密度の弾幕でも、弾を消すことができます。
つまり、自機のすぐ傍で撮影することは、弾幕の回避手段にもなります。
フレーム内に敵の姿が入っていない場合は、「撮影失敗」となりますが、その分次のフィルム装填が早くなる(写真を手帳に入れずそのまま捨ててしまうため、という設定)ため、状況によってはわざと自分の近くを撮影してタイミングを計る、ということもあります。
(撮影が失敗した場合、フレーム内の弾数が多いほどフィルム装填率が高まるので、密度が高い弾幕での回避手段としての撮影は有効となる場合が多い)
また、撮影ボタンを押した後にフレームが消える(※フレームは時間とともに縮小していく)までは、方向キーでフレーム自体をある程度操作することができるので、状況によっては、相手から遠く離れた場所から撮影を狙う、ということも必要となります。
(例えば、残り1枚の撮影でクリア、というときなど)
面によっては、撮影枚数が増えると、(弾数が増えるのではなく)弾幕自体が大きく変化する場合があります。
これは上の画像の場面の続きですが、弾の種類や軌道など、随分と異なっています。
これは、上の写真から更に変化したところで、ナイフが急な流れの水のように連なっています。
各々の弾幕は非常に特徴的で、主人公の撮影能力(撮影範囲の弾を消す)を如何に使ってクリアするか、というのを探るのは、このゲームの大きな楽しみの1つだと感じられます。
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作者の方が言及されているとおり、このゲームの弾幕は全体として、通常シリーズの難易度ノーマルと比べ、厳しいものが多いです。(流石に序盤は除きますが)
ただ個人的にはそれ以上に、通常シリーズとの操作方法などの違いに対応するのに時間がかかりました。
具体的には、自機のスピードは
- 高速(特に何も押さない)
- 低速(通常シリーズと同じく「低速」ボタンを押しながら移動)
- 超低速(「低速」「撮影」の両ボタンを押しながら移動)
の3段階あり、またこれらは「撮影」や「フィルムの装填」といった重要な操作とも直結しているため、ある程度任意に操作できるようになるまで結構手間取りました。
(私の場合は、プレイし始めは最も簡単なレベル1でさえ、慣れるのに数十回はプレイする必要があった)
しかしある程度慣れると、1つの面のプレイ時間の短さや、コンティニュー操作の迅速さ等、手軽に快適にプレイでき、爽快感が強い作品であることを強く感じました。
また、ボリューム(面数)自体もかなりあるので、コツコツと挑戦を重ね上達していく楽しみもかなり強い、と思われます。
・・・と書きながらも、私は現時点(2011年1月)でレベル10到達・50シーン撮影に留まっており、レベルEx到達の遠さを感じています。
(やはり難易度は高い)
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